横浜市青葉区は、閑静な住宅街と充実した商業施設をあわせ持つ、人気のベッドタウンです。渋谷駅まで乗り換えなしでアクセスできる利便性と、丘陵地ならではの緑豊かな環境から、ファミリー層を中心に長く住み続けたいエリアとして支持されています。本記事では、青葉区の住みやすさを、治安・アクセス・家賃相場・おすすめスポットまで、具体的なデータを交えながら解説します。

青葉区(横浜市)はどんな街?

神奈川県 横浜市 青葉台駅

まずは、青葉区がどのような街なのか、基本的なデータから見ていきましょう。

青葉区エリアの基本情報

青葉区は横浜市の北西部に位置し、横浜市18区の中でも人口・世帯数ともに上位に入る規模の大きな区です。令和8年4月1日時点の推計人口は306,758人、世帯数は138,514世帯、面積は35.22平方キロメートルとなっています¹⁾。

区名は1994年11月6日、それまでの港北区・緑区が再編される形で新設された際に、公募をもとにした選定委員会の審議を経て決定されました²⁾。「木々に囲まれた美しい街」というイメージや、「若い芽がいきいきと育つように」という願いが込められた名称とされています²⁾。区内は全体的に丘陵地が多く、計画的に整備された住宅地が広がっているのが特徴です。

青葉区エリアのアクセス

青葉区内の移動には、東急田園都市線が中心的な役割を果たしています。同線を利用すれば、渋谷駅や大手町駅まで乗り換えなしでアクセスできるため、都心への通勤・通学がしやすい環境が整っています³⁾。

中でも青葉台駅は乗降者数が多く、他路線と接続しない単独駅としては、2023年時点で東急電鉄の中で最多の乗降者数を誇る駅とされています³⁾。また、東名高速道路や国道246号線も区内を通っているため、車での移動もしやすく、通勤・通学だけでなく買い物や休日の外出にも便利な立地といえるでしょう。

青葉区が住みやすい理由

横浜市青葉区の都市風景 青葉台駅 青葉台東急スクエア

アクセスの良さが分かったところで、次に気になるのが治安や生活環境ではないでしょうか。ここでは、青葉区が住みやすいとされる理由を4つの観点から紹介します。

渋谷方面への交通アクセスが良い

先述の通り、青葉区は東急田園都市線を利用することで渋谷や大手町へ乗り換えなしで移動できるのが大きな強みです。都心のオフィス街やターミナル駅へダイレクトにアクセスできるため、通勤時間を短縮したい方にとって魅力的な立地といえます。

渋谷方面から青葉台駅方面へは深夜バスも運行されており、残業や飲み会で終電を逃した場合の選択肢がある点も安心材料の一つです³⁾。車移動の場合も、東名高速道路の横浜青葉インターチェンジや国道246号線を利用できるため、交通の要所へのアクセスがしやすい環境です。

治安が比較的良く落ち着いた雰囲気

「閑静な住宅街」というイメージのある青葉区ですが、実際のデータからもその傾向がうかがえます。横浜市が実施した青葉区区民意識調査では、「暮らしやすい」「どちらかといえば暮らしやすい」と回答した人の割合を合わせると、約86%にのぼりました⁴⁾。

また、神奈川県警察の統計によると、青葉区における刑法犯の認知件数は580件(令和8年1〜7月の暫定値)となっており⁵⁾、横浜市内で人口が2番目に多い区であることを踏まえると、際立って多い数字ではないといえるでしょう。ただし、治安の状況は地域や時期によって変動する場合があるため、実際に住む際は最新の情報もあわせて確認することをおすすめします。

丘陵地ならではの緑と自然環境

青葉区は丘陵地帯にあり、区内には都市緑地を含めて200か所以上の公園が整備されています⁶⁾。街路樹の管理も行き届いており、駅からやや離れた住宅街を歩いていても、緑を身近に感じられる環境が広がっています。

子どもがのびのびと遊べる公園が多いことも特徴で、都市機能と自然環境のバランスが取れた街並みは、ファミリー層からの支持につながっているようです。休日に自然の中で過ごしたい方にとっても、暮らしやすさを感じられるポイントの一つといえるでしょう。

生活施設・買い物環境が整っている

青葉区内には、駅前を中心に生活に必要な商業施設が充実しています。中でも青葉台駅に隣接する「青葉台東急スクエア」は、食料品店や衣料品店はもちろん、書店や家電量販店まで幅広いテナントが入っており、日常的な買い物の大半をここだけで済ませられるほどの規模です⁷⁾。

飲食店の選択肢も豊富で、ファストフードからゆっくり過ごせるダイニングまで、シーンに応じて使い分けられます。駅前に金融機関の支店が複数あることも、日々の暮らしの利便性を後押ししています。

青葉区で住みにくさを感じるポイント

横浜 あざみ野団地の景色

住みやすいイメージの強い青葉区ですが、注意しておきたい点もいくつかあります。

家賃・物件価格が高め

青葉区は人気エリアである分、家賃相場は神奈川県内でも高めの水準にあります。詳しくは後述しますが、駅からの距離や築年数によって金額の幅は大きく変わるため、希望条件と予算のバランスを見ながら物件を探すことが大切です。特にたまプラーザ駅や青葉台駅など、商業施設が充実した駅周辺は人気が高く、家賃も高くなる傾向があります。

丘陵地特有の坂道が多い

青葉区は丘陵地帯に位置しているため、駅から住宅地までの間に坂道が多いエリアが少なくありません。自転車や徒歩での移動が多い方にとっては、体力的な負担を感じる場合もあるでしょう。物件を探す際は、実際に駅から自宅候補地までの道のりを歩いてみて、坂の勾配や距離を確認しておくと安心です。

駅・エリアによって利便性に差がある

青葉区は面積が広く、東急田園都市線沿いだけでも複数の駅が存在するため、駅ごとに街の雰囲気や利便性には差があります。たまプラーザ駅や青葉台駅のように大型商業施設が集まる駅がある一方、比較的落ち着いた住宅街が中心の駅もあります。引っ越し先を検討する際は、どのエリアが自分の暮らし方に合っているか、複数の駅を比較して選ぶことをおすすめします。

青葉区の家賃相場

いなげやヨネッティ王禅寺前店から見たあざみ野方面の住宅地

住みにくさのポイントでも触れた家賃相場について、もう少し詳しく見ていきましょう。

新築かつ駅から徒歩1〜5分以内という条件で、横浜市青葉区周辺の賃貸マンションの家賃相場は、ワンルームで8.2万円、3LDKで26.7万円ほどが目安とされています⁸⁾。単身者向けの物件からファミリー向けの広めの間取りまで、条件によって金額に幅がある点が特徴です。

築年数が古い物件や駅から離れた立地であれば、これより抑えられるケースも多く見られます。家賃相場は掲載時点の物件情報をもとに算出された目安であり、時期や個々の物件によって変動するため、実際に部屋を探す際は最新の情報を確認するようにしましょう。

青葉区のおすすめスポット

【こどもの日】横須賀・くりはま花の国の満開のポピーと鯉のぼり

休日に少し足を延ばしてみたくなる、青葉区ならではのスポットを紹介します。

たまプラーザ(再開発が進む商業エリア)

たまプラーザ駅前は、1982年に東急百貨店たまプラーザ店を含む商業施設が開業して以来、街の中心として発展してきたエリアです⁹⁾。2010年前後には駅周辺の再開発が進み、現在の「たまプラーザ テラス」として生まれ変わりました⁹⁾。

商業施設だけでなく、保育所や地域ケアプラザといった生活支援施設も併設されており、買い物のついでに用事を済ませやすい点が魅力です。2024年には施設運営会社と青葉区が地域の魅力発信に関する連携協定を締結するなど、街としての発信力も強まっています¹⁰⁾。

日常の買い物から子育て関連の用事まで一か所でまとめやすいという生活利便性の高さから、おすすめのエリアです。

青葉台東急スクエア

青葉台駅に隣接する「青葉台東急スクエア」は、食料品店から書店、家電量販店まで幅広いテナントが揃う商業施設です¹¹⁾。飲食店の数も多く、ファストフードから落ち着いた雰囲気のレストランまで選択肢が豊富にそろっています。

駅からすぐの立地でアクセスしやすいため、仕事帰りや休日のちょっとした買い物にも便利です。日常生活で必要なものの多くをこの施設だけでまかなえるという生活利便性の高さが、おすすめする理由です。

こどもの国

横浜市青葉区と東京都町田市にまたがる「こどもの国」は、1965年に開園した、約100ヘクタールの敷地を持つ大型の児童厚生施設です¹²⁾。牧場やこども動物園、プール、スケート場のほか、横浜で最も長いとされるローラーすべり台などの遊具があり、家族で一日中楽しめる環境が整っています。

豊かな自然の中で子どもをのびのびと遊ばせられる環境があることは、子育て世帯が住まいを選ぶうえで重要なポイントの一つです。教育・保育環境を重視する方にとって、心強いスポットといえるでしょう。

タカマツハウスが青葉区という土地にこだわる理由

Woman architect working on blueprints and using urban plans and cadastral city maps

「土地の目利き」と聞くと、専門的で難しい話に聞こえるかもしれません。

土地の歴史を仕入れの目利きに活かす

タカマツハウスは、土地の仕入れにおいて、これまで蓄積してきた知見をもとに、立地条件や周辺環境、法令上の制限などを多角的に確認したうえで、自社基準を満たした土地だけを厳選しています。

青葉区のようにエリアによって坂道の有無や利便性に差がある街では、こうした土地ごとの特性を丁寧に見極める姿勢が特に重要になります。表面的な条件だけでなく、その土地が歩んできた背景まで踏まえて判断することが、長く安心して住める住まいづくりにつながると考えています。

「稀立地」としての青葉区の資産価値

青葉区は、都心へのアクセスの良さと緑豊かな住環境を兼ね備えたエリアとして、一定の人気を維持してきました。こうした人気の背景には、計画的に整備された街並みや、駅ごとに異なる個性を持つエリア構成があります。タカマツハウスでは、このような土地ならではの価値を踏まえながら、将来にわたって暮らしやすさと資産価値の両立が期待できる立地を見極めることを大切にしています。

青葉区で住みやすい物件をお探しならタカマツハウスへ相談

青葉区で理想の住まいを見つけるには、地域に詳しい不動産会社への相談がおすすめです。特に青葉区のような人気のエリアでは、スピード感と情報量が欠かせません。街の特性や物件の動向を把握している担当者に相談することで、希望条件に合う物件に出会える可能性が高まります。

タカマツハウスは、次の100年を見据えた「家づくりの本質」を追求。将来性を見据えて、物件ひとつひとつを丁寧にご提案します。

青葉区周辺の土地情報を専門の担当者が日々収集し、立地条件や法令上の制限、敷地形状などを多角的に確認。自社基準を満たした土地だけを厳選して仕入れています。こうして選び抜いた土地に自社で企画した住まいを建てることで、立地を重視される方にも検討しやすい物件がそろうのが特徴です。

青葉区で「暮らしやすさ」と「資産価値」を両立した新築物件を探している方は、ぜひタカマツハウスの物件情報をチェックしてみてください。

青葉区の物件を探す

タカマツハウス物件はこちら(タカマツハウス不動産HP)

青葉区の住みやすさに関するよくある質問

神奈川県 横浜市 青葉台駅

Q. 青葉区はどんな性格の街ですか?高級住宅街ですか?

青葉区は、たまプラーザや美しが丘といった閑静な住宅街を中心に、落ち着いた雰囲気のエリアが広がっています。駅前には商業施設も充実しており、生活利便性と住環境の良さを両立した街並みが特徴です。エリアによって雰囲気や価格帯には差があるため、物件を探す際は駅ごとの特徴を比較しながら検討するとよいでしょう。

Q. 一人暮らし・ファミリーどちらにも向いていますか?

青葉区は、ファミリー層を中心に人気のあるエリアですが、単身者向けの物件も一定数存在します。渋谷方面への通勤・通学のしやすさから、一人暮らしの方にも便利な立地です。ただし、家賃相場はやや高めの傾向にあるため、駅からの距離や間取りなど、条件を絞って探すことをおすすめします。

Q. 青葉区の治安は良いですか?

先述の通り、青葉区における刑法犯の認知件数は、人口規模を踏まえると際立って多い数字ではありません。また、区民意識調査でも「暮らしやすい」と回答した人が多数を占めています。ただし、治安の状況はエリアや時間帯によって差があるため、実際に住む前には現地を歩いてみるなど、自分の目で確認することも大切です。

青葉区は多摩田園都市としての成り立ちがある住みやすい街

日本の横浜都市景観 あざみ野駅方面など街並みを望む

青葉区は、計画的な街づくりを経て発展してきた、緑豊かなベッドタウンです。渋谷方面への交通アクセスや治安の良さに加え、丘陵地ゆえの坂道や家賃相場の高さといった注意点もありますが、エリアごとの特徴を踏まえて選べば、暮らしやすさを実感できるでしょう。ぜひ物件探しの参考にしてみてください。

タカマツハウス
陽当たりや周辺の雰囲気を映像でチェック。青葉区新石川の現地レポート

出典・参考元

¹⁾ 横浜市「横浜市人口ニュース No.1196」(令和8年4月1日現在)https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2026/0407jinkonews.files/news-j.pdf

²⁾ 横浜市青葉区「区名の由来」
https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/shokai/gaiyo/yurai.html

³⁾ 東急・東急電鉄公式サイト「青葉台駅周辺の住みやすさは?子育て・通勤アクセス・治安などを解説」https://www.tokyu.co.jp/area/aobadai/article/arti-01JT7XWVTQSS3MG7GH0JAA8P3X/

⁴⁾ 横浜市青葉区「青葉区区民意識調査」https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/kusei/tokei/aobakuminnishikityousa/research.html

⁵⁾ 神奈川県警察「刑法犯 罪名別 市区町村別 認知件数」https://www.police.pref.kanagawa.jp/tokei/hanzai_tokei/mesc0027.html

⁶⁾ 東急・東急電鉄公式サイト「青葉台駅周辺の住みやすさは?子育て・通勤アクセス・治安などを解説」https://www.tokyu.co.jp/area/aobadai/article/arti-01JT7XWVTQSS3MG7GH0JAA8P3X/

⁷⁾ 東急・東急電鉄公式サイト「青葉台駅周辺の住みやすさは?子育て・通勤アクセス・治安などを解説」https://www.tokyu.co.jp/area/aobadai/article/arti-01JT7XWVTQSS3MG7GH0JAA8P3X/

⁸⁾ SUUMO「横浜市青葉区の家賃相場」https://suumo.jp/chintai/soba/kanagawa/sc_yokohamashiaoba/

⁹⁾ 東急株式会社「たまプラーザ駅周辺地区開発計画の立案」https://www.tokyu.co.jp/history/chapter08_3_3/

¹⁰⁾ 東急モールズデベロップメント株式会社「たまプラーザ テラス」https://www.tokyu-tmd.co.jp/property/tamaplaza-terrace/

¹¹⁾ 東急・東急電鉄公式サイト「青葉台駅周辺の住みやすさは?子育て・通勤アクセス・治安などを解説」https://www.tokyu.co.jp/area/aobadai/article/arti-01JT7XWVTQSS3MG7GH0JAA8P3X/

¹²⁾ 社会福祉法人こどもの国協会「こどもの国の概要」https://www.kodomonokuni.org/kyokai/